何がアートで、何がそうじゃないかの話 part 2
前回part1の記事では美術的価値を持たないものは、美術/アートとは呼ばずに、芸術として扱うべきだという話をしました。 言葉の前提などはpart1の方でまとめていますので、そちらを先にご一読いただけると助かります。 前回の最後の部分では、過去の美術作品を把握した上で、内容の部分で新しい要素を含んでい […]
前回part1の記事では美術的価値を持たないものは、美術/アートとは呼ばずに、芸術として扱うべきだという話をしました。 言葉の前提などはpart1の方でまとめていますので、そちらを先にご一読いただけると助かります。 前回の最後の部分では、過去の美術作品を把握した上で、内容の部分で新しい要素を含んでい […]
ずっと記事にしようかどうか迷っていたのですが、いろいろと質問でも受けたり、聞かれることが多くなってきたので、今回は思い切ってこの話をしようと思います。 みなさん多かれ少なかれ、「アート」と「アートじゃないもの」を区別している場面があると思います。やっぱり美術館にあるものはアートな気がするし、例えば似 […]
今回から少しずつ心理学にまつわる記事内容も、執筆していこうと考えています。その理由はいろいろとありますが、なにより私が自分の作品コンセプトのために心理学、脳科学、神経科学の講義を大学で受講していたことで、多くのことを学んだということが大きいです。アーティストとは黙々と夜中まで作業しているようなステレ […]
また少し期間が空いてしまってすみませんでした。隔週くらいで1記事をあげているペース(理想)ですが、こんなブログでも毎月少しずつ足を運んでいただいている人が増えていて嬉しい反面、なんかちゃんとした記事かかなきゃと、プレッシャーを感じているMasaki(@masakihaginoart)です。 アムステ […]
前回の記事が思ったよりも多くの方に読んで頂いて、質問もツイッターやメール等でちらほら頂きました。日本ではやはりアーティスト自身による、技法面だけではない、内容面での「美術の研究」のイメージがつきにくいのかなと言うのが感想です。ドイツの美大では下の学生を見たりするポジションにいましたが、ここら辺を理解 […]
日本は特に、世界中でも近年、何でもかんでも「アート」と括っちゃう傾向にあるように思います。ミュージシャンのこともアーティスト、クリエイターもアーティスト、絵を描けば全部アートで、グラッフィックでもイラストでもアート。どこからどこまでが、アートで、アートじゃないのか、ということを、考えたことがないから […]
今回は久しぶりの思考的な記事です! グループ展やギャラリーとの仕事をしていると、基本的には絵画、彫刻、写真などとセットを組まれ、バリエーションをもたせたものが多くなります。 私の作品は絵画ですので、必然的に他の彫刻作家や写真作家(もちろん他の画家とも)と話をすることが多くなるので、 ここ最近考えるよ […]
あなたが思う「プロ」ってどんな人ですか? 一つの指標として、「その分野でお金を稼いで、そのお金で生活をしている人」を指す言葉かもしれません。果たして実際はどうでしょうか?お金を稼いでいる人でも、プロ意識が足りないと非難される人もいれば、お金を稼いでいなくてもプロフェッショナルに仕事をこなす人もいるで […]
ここ最近ずっとオピニオン系記事でしたので、ちょこっと思考を変えて最近読んだ日本語の本をご紹介。 雑記録のような感じで簡単に書いていきますね。 Making your dreams come true – Anthony Bergland (リンク先:Amazon) ※アフェリエイトとか面 […]
スランプに陥る時っていうのは、だいたい迷った時か、「目下の目標だったことをクリアしてしまった時」なんだと思います。燃え尽き症候群という言葉があったりもするけれど、これまで目指していた旗の麓まで来てしまって、次の旗がない場合どうすればいいんだろうという状態。 別にクリアした状態じゃなくてもそういったこ […]