いい作品には共通言語が必要だ
いい作品とはどういうものか?
という議論は常日頃行われていて、それぞれの論点があります。
この人の作品とかっていう限定的な話ではなくて、もう少し大まかな括りの話。
ことコンテンポラリー、現代美術についてはある程度わかりやすい答えの一つがあって
それはまず
「美術史の線上に乗っているかどうか」
であることは間違いないはずです。
これを今回はもう少し解体して考察してみましょう。
美術史の線上に乗っていると
なぜいい作品なのか
これを言語化するのは結構複雑ではあるけれど、簡単にいうと美術というのは学問的な側面があるので、先行研究が山ほどあった上で新しいものに価値が出ます。
今あなた方全く知識がない状態で、白熱電球を作ったら、それは凄い。作れたことは凄いけど、エジソンって知ってる?という話になる。
この作れたことは凄いけど
を、追いに行くと表面的な部分を追い求めてしまって、結果的に作品が工芸よりのものになります。
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