2018年

2/3ページ

アーティストはなにを目指すのかという話

スランプに陥る時っていうのは、だいたい迷った時か、「目下の目標だったことをクリアしてしまった時」なんだと思います。燃え尽き症候群という言葉があったりもするけれど、これまで目指していた旗の麓まで来てしまって、次の旗がない場合どうすればいいんだろうという状態。 別にクリアした状態じゃなくてもそういったこ […]

作品を売るということは作家にとってどういう意味を持つのか

  デザイナーであっても、クリエイターであっても、そしてアーティストであっても。物作りをする私たちは、多かれ少なかれ、作ったモノをを売るということで生計を立てています。作品を売ることがもちろんすべてではないとしても。 今回は、前回の記事を踏まえた上で、作品を売るという行為について、考えてみ […]

アートビジネスと作品の値段付けについて

作品を販売するようになって、そしてアートマーケットに出品者として、そして観覧者としても多く顔を出すようになりました。今回はアートビジネス、また作品の値段について。なんであんな誰でも描けそうな絵が何億円もするんだろう…?? というのも、作品の値付けについてや、アートビジネスについての質問を […]

なにをやらなければならないか、分からない。そんな時は

制作について、活動について、研究について 生活の中心にそれがあるにも関わらず、それに気づいた時はだいたい、すでに自分を見失っている時ということ。 今回は作家生活を送っている人は、多く訪れるであろうその瞬間について。 キャンバスに向かうことから逃げて、結果的にアトリエに行くことからも逃げて。という経験 […]

アーティスト活動のためにベルリン移住をオススメしない理由 part3(まとめ)

Part1, Part2ではいろいろと詳しく説明を重ねたため、不鮮明になってしまった様に感じたので 言いたかったことをもうちょっと簡潔にまとめようかなと思い立ちました。   そもそもこのテーマについて いろいろと理詰めで話を詳しく説明して来ましたが、このテーマの軸になってる「ベルリン内でア […]

アーティスト活動のためにベルリン移住をオススメしない理由 part2

前回の記事のPart1ではこれまで表面的に見た、そして外から見たベルリンにイメージに沿った内容を元に話を進めてきました。 Part2ではもう少しアーティストに特化した内容を、深く掘り下げていこうと思います。このテーマの前書きやいろいろな前提はpart1をご一読ください。 アーティストが多い街、ベルリ […]

アーティスト活動のためにベルリン移住をオススメしない理由 part1

アートの街、ベルリン。今や世界的にも注目される街となりました。 もちろんそのため、数多くのアーティストがそのチャンスを求め集まる活気ある街です。 ベルリンをオススメしている人の記事は、おそらくごまんとあるので、今回僕は敢えて、ベルリンを否定的に見た記事を書こうと思うわけです。 まず初めに 批判的とも […]

【転載】ドイツの美大が教えること、日本の美大で教えないこと

ドイツ5年目。美大に籍を置きながら、ドイツ国内外で活動を続けて見えてきたこと。そして自分にとってなにが必要なのか。私が日本を離れたからこそ見えてきた、求められること、価値観や環境の違いをお伝えしたいと思います。 (この記事は美大生向けポータルサイトPartnerにて執筆した記事です。) ドイツへ渡っ […]

信じることの根拠とは?

前回の記事は結構ばっ!と書いてしまったので、先ほど読み直していたのですが、信じることの根拠についてもう少し詳しく考えたくなったので追記をしたいと思います。   何を見るか 僕は芸術作品を、見る時に、なにが描かれているのかいるのかということよりも、作家がどんなことを考えていたのかということを […]